小さな幸せ

日記、雑記、日々の事をそのまま書いています

出産よもやま話

今回は娘の出産の時の話です。

娘は割りと早い時期から逆子でして。

病院から逆子体操とかを指導されて頑張っていたのですが・・・頑固でして。

一向に治らずに結局は帝王切開となるのです。

 

本来の予定日は『12月25日』でしたが、主治医から「その日に合わせて手術となると退院が年明けになっちゃうんだよね。出来れば年内に退院の方がお母さんにとっても、ご家族にとってもいいと思うんだ」

の鶴の一声で早まる事になりました。

後から考えたら『それってせんせーのご都合もあったりしません?』と思わなくもないですけど笑

そして、クリスマスってなんかロマンチックでよかったのになーともすこーしだけ残念な気持ちにもなりました。

 

そして、手術当日。

腰に局所麻酔を打たれるのですが、なかなか効きが悪いみたいでして。

何回か細い針?棒?みたいなのでつつかれて

「きゃらさーん、痛み感じますかー?」と聞かれて

「あははー感じますーつつかれて痛いですー(麻酔効かないのオモロー)あははー」とケラケラ笑いながら答える私。

ちょっと焦り気味に指示を出す主治医。

それを数回繰り返しやっと麻酔が効き始めて、本番。

下半身だけどこかへいっちゃった感覚で痛みもなにも感じないのですが、内蔵だけがぐいん!ぐいん!とすごく引っ張られてるなーってのは分かるんです。

自分のなんだけど、自分のじゃない感覚・・・不思議だなーと思いながら、主治医としょーもない雑談をずっとしてる私。

 

「きゃらさんってなんか運動部に入ってた?」

「いいえー帰宅部でしたし、運動大っ嫌いですー」

「下腹部の筋肉がねー陸上選手みたいな筋肉してるんだよねー。だから聞いてみたんだ」

「えーそうなんですかぁ?不思議ですねぇ」

「「あははははは」」

ってな感じで。

帝王切開の時ってこんなんじゃないですよね?

なんでこんな緩い空間っていうか時間を過ごしてたのかいまだに不思議です笑笑

 

そして、無事に赤子の産声も聞いて看護師さんが「一旦、体重とかを測るので少しお待ち下さいね」と言われ

私は「あ、あのぅ、性別は・・・?」と。

肝心な!性別!忘れてる!と笑

看護師さんも主治医も『あっ・・・』という気まずい空気が流れて苦笑

慌てて「女の子ですよ〜」と伝えられて・・・そこからの記憶が途切れました。

 

次の記憶が病室なので、安心して気を失った様に眠気がきたみたいです。

そして麻酔が効いてる間の寝たり起きたりの夢うつつな感覚も不思議な感覚でした。

オマケに麻酔切れた後の痛みと後陣痛の痛みが一昼夜以上続いたのもいい思い出(?)かもしれません。

流石に痛みに鈍感な私でも耐えられない痛さでした。

 

それでも、やはり赤子の顔を見たらその痛みを忘れるぐらい可愛くて愛おしく思いました。

まぁ、母親としては役立たずで・・・(以下略

 

そんなこんなで、ふっと思い出した大昔話を書いてみました。

 

ではでは、また。。。

 

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