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前回のお話
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内宮前に到着し、一呼吸してから中へ入ります。
内宮 鳥居
いつ来ても、いつ見ても背筋がピンッとなります。
一礼してくぐります。
まだ観光客もそれ程いなく、早朝は地元の方がお参りに訪れるようで挨拶が交わされています。
私も「おはようございます」と挨拶をされて「おはようございます」と返します。
なんだか、こういうのっていいなぁとしみじみとなりました。
宇治橋を渡り、改めて一礼して奥に進みます。
雨音と砂利を踏む音が耳に響く透明な空間を噛みしめながら、ゆっくりゆっくりと歩いていきます。
途中、五十鈴川の方まで降りて手を清めていきます。
そして何故かすぐに歩きだす事が出来ずにしばらく眺めていました。
その時、何かを思ってた訳ではなくただただ眺めていました。
といっても1〜2分程度だったとは思うのですが。
そして、また歩き出した時に不思議な感覚が私を包むのです。
急に『あ、ダンナが一緒にいる』って。
横にいるのが分かるんです。
横、というか左肩あたり?
気配だけは感じられるんです。
あぁ、一緒に参拝に来てるんだなぁとやっと実感出来たんです。
そして・・・
正宮 皇大神宮(こうたいじんぐう)
外宮もそうなのですが、中は撮影が禁止なのでこちらで写真を撮らせていただきました。
階段を上がる前に一礼して、参拝へ。
こちらでも今年も来られたお礼、来年もまた来られるように生きていく報告などをさせていただいて後にします。
そして、途中お守りも購入して出口へ。
そうそう、主人はいつの間にか気配が消えていました。
多分、五十鈴川あたりでだと思います。
また、来年ねっと呟いて心の中で手を振り、
来年も一緒に参拝する事になるのかな?なんて考えながら鳥居をくぐり外へ出ます。
(続きます)
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本日も読んでいただいてありがとうございました。
ではでは、また。。。