小さな幸せ

日記、雑記、日々の事をそのまま書いています

昔話~人生最悪の日~4

続きです。

 

思いつくとこへ電話し続けて

 

し続けて

 

途中から目眩と吐き気に襲われ、看護師さんに言って

 

小さい簡易ベッドがある部屋で横になっている時に

 

警察の方が来られました。

 

詳しくは分からないのですが、病院以外で亡くなった場合は

 

事情聴取?をしなければいけない・・・というニュアンスの事を言われた気がします。

 

私は聞かれた事はそのまま伝えました。

 

その日の朝からの状況とか、見つけた状態とか。

 

その中で、警察の方がすごくすごく私に気を遣っていただいてて

 

言葉を選んで喋っていただいたのが記憶に残っています。

 

一通り話を聞かれた後に

 

「奥さん、大変申し上げにくい事を今から言わなければならないのですが」

 

と言われ

 

「もし、正確な死因を知りたければ"司法解剖をするのですが。どうされますか?」

 

と言われました。

 

司法解剖をすると言うことは、ご主人様のお体にメスを入れると言う事で」

 

と。

 

その後の言葉はハッキリ覚えていません。

 

警察の方は私の気持ちに多分、配慮されたんだと思います。

 

要するに『これ以上、主人を傷付けない方がいい』と。

 

それには私も同意でした。

 

心臓発作を起こしたんだろうとは思っていましたし。

 

とにかく、早く主人に逢いたい。

 

側にいたい。

 

顔を見たかったので、時間を取られたくなかったのです。

 

警察の方はとっても親身に、私の心身にも気遣っていただいて

 

その点は今でもありがたいと思っています。

 

警察の方が帰られてからしばらくして

 

娘が職場から病院に到着したとほぼ同時刻に

 

病院の諸々の検査が終わって逢えますと言われたので

 

主人がいる病室に逢いに行きました。

 

 

 

今回はここまでにします。

 


読んでいただいてありがとうございます。